2008-10-20から1日間の記事一覧

塩沢由典『市場の秩序学』(第三部「人間と合理性の限界」)ちくま学芸文庫、1998年4月

■内容【個人的評価:★★★★−】 ◎第三部「人間と合理性の限界」 ○第七章「経済学における人間」 経済学が成立してから百年ほどの間は、古典派といわれる。この古典派の人間像は、ひとことでいえば「個人」である。神への献身、共同体への義務でなく、自分の利益…