大塚英志+東浩紀『リアルのゆくえ』講談社現代新書、2008年8月
リアルのゆくえ──おたく オタクはどう生きるか (講談社現代新書)
- 作者: 東浩紀,大塚英志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/08/19
- メディア: 新書
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- この10年くらい思い、やってきたのは、物を書くためには引きこもらざるを得ない、ということです。人間関係を絶っていかないといろいろなものに流されてしまう。(大塚)
- 自分たち(1971年生まれ)は団塊世代のコピーだと思っている。(大塚)
○第三章「2007年−おたく/オタクは公的になれるか」
両者とも1980年代の現代思想に立脚していることは分かるが、対談形式のためかバックグラウンドの説明がなく、何度か読み返してみても論旨が不明だった。
知っている人は分かるが、知らない人にはまったく分からないという話が延々とつづく、これもオタク文化か。
「決裂」で終わっているところが他の対談とは違うところか。