阪本浩『図解雑学 ローマ帝国』ナツメ社、2006年4月

ローマ帝国 (図解雑学)

ローマ帝国 (図解雑学)

■内容【個人的評価:★★★★−】
○第一章「イタリア統一まで」

  • 都市ローマの誕生:B.C.754、4月21日、初代王ロムルス、牧人集団の共同体
  • 都市国家の形成:土木技術、神殿、氏族解体=市民誕生、軍隊編成
  • 共和制の成立:王政から共和制へ、王に代わり最高官職=プラエトル・マクシムス設置
  • ガリア人の侵入:B.C.390、ローマ市を一時占領下に
  • 政務官:執政官(コンスル)、法務官(プラエトル)、財務官(クワエストル)など、非常時にはディクタトル(独裁官)が任命、全権委任
  • 最高決議機関:民会、しかし実権は元老院が握る
  • ローマからの街道整備:アッピア街道など、貨幣鋳造も実施
  • 自治市や同盟市による連邦制の構築

○第二章「第一次ポエニ戦争

  • カルタゴとの三次にわたる死闘により地中海の覇者へ
  • 初戦勝利し、カルタゴ本土を攻撃するところまで行くが、講和へ
  • ガリア人が侵入するが、圧倒的な勝利をあげイリリア(アドリア海の対岸)をも平定して勢力を伸ばす

○第三章「ハンニバル戦争」

○第四章「ヘレニズム世界への進出」

○第五章「共和制の危機」

  • 戦利品、賠償金などがローマに流れ込み、富裕者は豊かに、安い穀物が流れ込み農民は没落した
  • シチリアの反乱とスパルタクス戦争を抑え、ポー川以南は単一国家に
  • 内戦の結果スラによる独裁体制へ

○第六章「三頭政治

○第七章「内乱」

○第八章「アウグストゥスの元首制」

○第九章「カエサルの後継者たち」

○第十章「3世紀の危機」

  • A.D.193内乱、帝位が競売に
  • ゲルマン人の侵入:略奪
  • ゴート族の侵入
  • ガリア帝国が分離
  • アウレリアヌスの帝国再統一、A.D.271〜274
  • キリスト教徒迫害

○第十一章「キリスト教帝国」