壺阪龍哉『超「高速」整理術』成美堂出版、2005年1月

超「高速」整理術―10倍速く仕事をこなす魔法の習慣 (成美文庫)

超「高速」整理術―10倍速く仕事をこなす魔法の習慣 (成美文庫)

■内容【個人的評価:★★★★−】
○序章「「整理」上手になる10の鉄則−使ったら元に戻す。その場で処理するのが最大のコツ」

  • 不要なものを捨てなければ整理ができたとはいえない。
  • 人の真似は長続きしない。自分流を早く見つけ出すこと。
  • 完璧でなく、短時間で対応できるのが一番である。
  • 整理は無駄なものを捨てること、整頓はきちんと配列することである。重要なのは整理である。
  • 所有しないで利用しよう。
  • 書類は使い終わったら必ず元の場所に戻そう。
  • 毎日整理整頓に5〜10分を割こう。

○第一章「仕事に使う小道具はこれだけあれば十分!」

  • B6メモ、蛍光マーカー、ダブルクリップ、ホチキス、表示ラベル、クリアファイル、ポストイットが七つ道具
  • ファイルボックスを活用し、モノや書類を「立てて」保管しよう。

○第二章「整理はすでに「捨てること」からはじまっている」

  • 全部広げて必要なものだけを選び、あとは捨てよう
  • 使わないものはもらわないことが一番である

○第三章「簡単・速い!「机周り」を使いやすく整理する」

  • 有能な人ほど、机周りを仕事の操縦席と位置づけて整理している。
  • 仕事の操縦席とするためには、机のうえがシンプルでないといけない。
  • よく使うものは、取り出しやすく、戻しやすいことが基本。
  • 手前は一等地、奥に行くほど頻度の低いものを。
  • 一度にできるのは一つの仕事だけ、他のものは元の場所に戻そう。
  • 小物は小物ボックスに立てて保管しよう。
  • 下段引き出しは、ファイルボックスを4〜5つセットする。
  • 表札ラベルは具体的に書く。

○第四章「七つ道具を情報カバンとして持ち歩く」

  • カバンの大きさは30×40センチ、厚みは10センチ

○第五章「「メモ」の取り方一つであなたの仕事の効率はアップする!」

  • 1分間できちんと話せる能力を身に付けよう。
  • ビジネス文書の基本は、わかりやすさ、正確さ、簡潔さ、説得力、手早さの5つ。この条件を満たすためには、テーマ、箇条書き、短文作りの練習が欠かせない。
  • 時間と行動の管制塔をつくる。それは、一覧式カレンダー、手帳、今日やる仕事メモからなる。

○第六章「「情報の価値」は集め方より活かし方で80%が決まる!」

  • 情報をキーワードで分類しよう。
  • 電話はメモをとりながら対応しよう。自分から話すときにもメモがあった方がよい。
  • たえず、なぜこの仕事をしているのかを考える。
  • 行動(仕事)のマニュアルをつくろう。
  • 仕事は、重要度、緊急度、所要時間で整理する。
  • 自分のリズムで仕事をしよう。他の人から仕事を依頼されても待ち時間を伝えること。