勝間和代『まねる力』朝日新聞出版、2009年7月
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/06/30
- メディア: ムック
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- 実践するしかない。文字でわかったとしても、実践がない文字だったら何にもならない。体験して消化していかなければならない。
- 人間は、生物学的にはほかの生物とそれほど違いはない。子孫を残すことが生物の目的であるが、レイジー(怠惰)を求めるという側面もある。
- 効率を求めても、ずっと上がり続けるわけではない。長い時間軸でみると効果はトントンなのではないか。
- 多くの人は、効率化で安逸な時間ができれば、無為に過ごすしかない。
- われわれは不足に対しては敏感だが、過剰に対しては無防備でリミッターがない。お金も必要以上に貯めすぎてしまっている。
- 個人が効率を求めるのは良いが、それが他人と比べられ、組織に利用されるようになってきている。
- 好きなことをやるために「ToDo」と「NotToDo」リストで整理する必要が出てくるだろう。
- 働くこと以外の目的や価値観が希薄になっている。
- 悩み、自殺する人が高止まりしているが、そうではなく、「健全な懐疑」をする精神を養いたい。
- 考えるのは大切だが、それがモノローグになってしまっては危険である。
- 私たちは、どこかに正解があり、その正解にたどり着かないと不安になりがちだが、姜さんは、悩むこと、考えること、身体感覚で感じることが生き方であるとしている。
- 洋服でなく身体をコントロールすることが大切。洋服をできるだけ着こまないようにしたい。そして体形に注意を払ってほしい。
- 給料以上に資源をもらっている高齢層が多くなりすぎ、すべてが保守化している。
- 渡邉さんは、このような理想形があるはず、と思うと愚直なまでにそれを追求する。政府や従業員のせいにしたりしない。
- 官僚がすべてを決め、政治家はその微調整をするという関係になっている。
- 公務員批判が多いが、信頼度調査をみる限り、公務員の方が政治家よりましである。
- 海外の企業では、競争力の根源であるITシステムを内製している会社が多いけど、日本の会社は外部のベンダーに任せっきり。コンピュータは分からないというバリアを張ってしまう。
- 声の通り道をつなげる三つのポイントがある。
- 1.腹式呼吸
- 2.のどの上におなかから出た息を当てる
- 3.その息を鼻から集中して出す
- いい声の出し方は英語の発声と似ている。