村上龍『案外、買い物好き』幻冬舎文庫、2010年8月

案外、買い物好き (幻冬舎文庫)

案外、買い物好き (幻冬舎文庫)

■内容
作家となり、ヨーロッパをはじめ海外での買い物の面白さに目覚め、品物やストーリーをつづったエッセイ。

■読後感
買い物をする中で、いいものを見抜く目が養われるとともに、「欲しい」という気持ちもとめどなくなってくる。とくにイタリアのシャツへの愛着など、興味深く読んだ。(エトロのシャツについての話は#323幸田真音『舶来屋』にも深く関連している。)