西多昌規(2012)『「テンパらない」技術』PHP文庫
- 作者: 西多昌規
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/06/04
- メディア: 文庫
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◇苦境に陥ったら「15分」だけしのぐことを考える
- 「15分だけしのげばいいんだ」「やることはいっぱいあるけど、15分は整理して考える時間にしよう」など、15分をプラスにとって考え直してみましょう。15分は、いろいろな意味に解釈できて、使い回しのきく時間です。(94ページ)
◇テンパったときほど落ち着いた行動を
- 「テンパった」ときほど、ゆっくり、静かに、着実に、考えて行動することを心がけてみましょう。そのほうが、結果的にも失敗なく堅実にものどとは進むものです。(104ページ)
◇質問はシナリオどおりではダメ
- 阿川佐和子さんも『聞く力』(文春新書)で、インタビューの際にいろいろ質問を考えても実際にはそうはならないのであまり意味がない、と書かれています。むしろ、相手から返ってきた言葉の中に、次の質問のヒントがあるという意見です。(109ページ)
◇「覚えていなければならない」負担を取り除こう
- となると、やはり「メモ」として、外部に必要なものを移してしまいます。それによって、いつまでも覚えておく必要がなくなり、余裕もできるというものです。(121ページ)
◇目標や材料に縛られ過ぎない
- 目標をある程度ゆるめて、失敗を怖れない態度。いつまでも資料や原稿に縛られていないで、ある程度のところで「エイヤッ」と提出してしまう。(164ページ)
◇「他人と自分は違う」とまず考える
- 人同士が理解し合うことは、不可能ではないかと思うくらい、難しいことです。他人の価値観、考え方は、自分のものとは決定的に異なるのです。(182ページ)
◇テンパりやすい場面を想定して対応する
- 自分が「テンパリ」やすい状況を、5個ぐらいでいいので挙げてみてください.そして、紙やパソコンに箇条書きにしてみます。リストアップしたら、どういうこころの持ちようをすればいいのかを、考えてみましょう。(212ページ)