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『THE21−特集「一流の行動計画術VS二流の行動計画術」』PHP研究所、2009年12月

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2010年 01月号 [雑誌]

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2010年 01月号 [雑誌]

■内容【個人的評価:★★★★−】
○グーグル(株)名誉会長 村上憲郎

「スキマを埋めることより空けることを意識する」

  • 日本人の仕事の効率が上がらないのは、パレートの法則で、これ以上やってもあまり効果が上がらないところに完璧を期するため力を投入してしまうことが原因している。
  • 必要なのはアウトプットであり、勤勉でもコストパフォーマンスの低い社員は価値が低い。
  • 複数ある仕事の中から成果への貢献度が高い仕事を選びそれに集中することが必要。ただし、これを選ぶのは毎回の真剣勝負といってもよい。

○(株)東レ経営研究所代表取締役社長 佐々木常夫

「重要度と完成度を見極め仕事量をダイエット」

  • 重要度の低い仕事は行っても仕方がない。しかし重要度の高い仕事は絶対に妥協せず十割以上の完成度で仕上げていた。
  • どんなにできない上司でも人をみる目はあるものだ。重要度の低い仕事を一生懸命やる部下には表面上はかわいがっていても、査定のときはあいつは要領が悪いといって低い評価をつける。だいたいそういう人は一生懸命頑張っているのではなく、逃げているんです。
  • 重要な仕事をするときは自分にアポを入れ、ほかの予定をブロックする。

経営コンサルタント 小宮一慶

「長期目標設定に向けて月間目標で肩ならしする」

  • 仕事のスケジュールとToDoリストは分離する。
  • 月間目標を立てることが重要。年に一回反省するより十二回反省する方が、自分の能力や方向性を見極めるのによい。
  • 仕事と自己啓発ばかりにのめりこんではいけない。人生は仕事ばかりではないのだ。
  • 普通の人は、コツコツと努力を積み重ね、さらにプラスアルファでほかの人と違う能力を身に付ける努力をできるかどうかが分かれ目になる。

○弁護士 八代英輝

「二週間サイクルで未実行の仕事を挽回する」

  • 若い人にまず知ってほしいのは、上司が部下に求める仕事のクオリティーの第一位は、出来不出来よりもスピードだということです。
  • プロとして求められるクオリティーをクリアした後にそれ以上の時間を割くのは自己満足に過ぎない。
  • 「計画の立て方」は、キャリアアップを目指すうえで大切なスキルです。ポイントは、日々の達成率が「70%できればよしとする」、ある程度のゆとりをもった計画を立てることです。完璧を目指さず、かといって甘過ぎない。また、計画を立てる前に、自分の処理能力を客観的に把握すべきである。

レバレッジコンサルティング(株)代表取締役社長 本田直之

  • 時間管理をしたいなら、小学生の時間割を見習うとよい。これにより時間内に仕事を終わらせるための知恵や工夫が生まれる。

多摩大学経営情報学部教授 久恒啓一

  • 30年間の長期計画を立てるとよい。ただし、これは人には見せないことだ。
  • 正月は年間計画を立てるとよい。
  • 私の年間計画は、大学、出版、家族、生活、趣味、資産、旅行といったテーマ別にやりたいことや目標を立てる。そして中間段階で確認、最後に○△×を付けて達成度を確認している。
  • 一カ月の計画をいつでも見ることができるようにしている。人間は不思議なもので、視覚化すると自然と頭が働くようになっている。

○キーストーンフィナンシャル(株)代表取締役 大坪勇二

  • 土曜日の朝は一人作戦会議をしている。その週の業務でうまくいかなかったところがあれば、その原因を分析、次週からの攻略方法を考える。
  • 16マスのコアタイムを行動する時間と決めて余計なことは考えずにひたすら行動に集中する。

○(有)イーズ代表/環境ジャーナリスト/翻訳家 枝廣淳子

  • 計画実施後、必ず振り返りを行う。何があればできるのか、前向きに考える。また成功したときにも、何が成功要因だったのか考える。

○ラジオ・プロデューサー 清水克彦

  • 追い込まれるとやる気を失ってしまう。先行逃げ切りがよい。
  • 他部署から要望があった場合に、三日後や四日後ではなく、一時間や二時間以内に結論を出すようにする。