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百田尚樹『永遠の0』講談社文庫、2009年7月

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

■内容
現代の姉弟が、戦時中特攻で亡くなった自分たちの祖父を、祖父とともに過ごした人びとの証言をもとにその人物像を明らかにしていく物語。

■読後感
祖父は26歳でアメリカの艦船に体当たりして死亡している。いろいろな人々からエピソードを聞くにつれ、平和を望み、優しくも強い人物であった祖父の姿が明らかになるとともに、特攻に出撃する直前の驚くべきエピソードを知ることとなる。

この小説を読み、こうした形で故人の姿を甦らせるのは難しいとしても、自分なりに何らかの形で故人と対話をし、もって自分を振り返ることは意味があると感じた。