幸田真音『ランウェイ』集英社、2011年9月

ランウェイ

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■内容
ファッション業界に身を置き、駆け出しのバイヤーとしてミラノを訪れた柏木真昼、厳しい先輩やイタリアのブランド関係者との交流を通じて才覚を磨き、ついには大きなファッション・ショウを企画・運営するまでになる。そうした華やかなプロジェクトを担いつつ、一方では肉親との別れを迎えようとしていた。

■読後感
おしゃれ&エリートというと幸田真音さんがある意味小説界の筆頭格かもしれない。男性の視点からはちょっと難しい感覚があるが、キャリアを磨こうとする女性に支持される理由は分かるような気がする。