広松渉『新哲学入門』岩波新書、1988年1月

新哲学入門 (岩波新書)

新哲学入門 (岩波新書)

■内容【個人的評価:★★−−−】

  • 批判というのは、欠点を挙げつらうことではなく、吟味・検討の意味である。

○第一章「認識するとはどういうことか」
○第二章「存在するとはどういうことか」
○第三章「実践するとはどういうことか」

  • 価値については、その客観性を認める立場と、飽くまでも主観的なものに過ぎないという立場がある。
  • ある時代のある文化共同体の内部でみれば、人々の価値判断は大枠では共通性がある。